およそ40億杯。

1年間で国内で使用される飲料用のプラスチックカップや紙コップの量です。
このうち14.2億杯のプラカップのほとんどが、リサイクルされず、廃棄されているという統計があります。

私たちの生活に密接している紙コップやプラカップ。
これが地球に負担をかけているなんて、実感が沸きませんよね。

このままでは、2050年には、海中プラスチックの量が、魚の量を上回るといわれています。

弊社は創業からスイミングゴーグルや水中マスクなど、プールや海、川といった、自然環境でレジャーを楽しむための商品を作ってきました。

その商品やパッケージにプラスチックを用いています。遊び場となる自然が、自分たちが作ったプラスチックで汚されていたかもしれない。そこまでは想像していませんでした。

この状況を
何とかできないか?
中小企業に
何ができるだろう?

導き出したのは「今ある原材料と技術を用いて、簡単に捨てられず、リユースされる商品を作る」こと。
シリコンやポリプロピレンなど、樹脂加工の技術を活かし自然を守る。
その上、便利だったら言うことなし。

tatumは、
ミライを守ります。

シリコン、ポリプロピレンで作られ、自然由来の原料ではありませんが何度も使えます。それが海の保護、自然のためになると考えました。
tatumは、今まで使い捨てられていたプラや紙のコップの代わりになります。
プラカップを1回代替することで、二酸化炭素を約76グラム、ごみを約14.5グラムも削減できます。

また、検品や包装の一部の業務は、シングルマザーの支援を行う「ひがさくクリエイト」(大阪市)の方々と一緒に行います。
様々な事情で働くことが少し難しい人がいます。製造工程を担ってもらい、働くこと、収入を得ることの楽しさを感じてもらえるかも、と期待しています。
tatumを手に取る人が増えるほど、少しずつですがお渡しする対価も増えます。

「海の豊かさを守ろう」「陸の豊かさも守ろう」「つくる責任 つかう責任」「貧困をなくそう」「ジェンダー平等を実現しよう」。
tatumを使い続けるだけで、SDGsの目標が実現に近づきます。